大阪みやげに。焼き加減を選べる「喜八洲(きやす)」のみたらし団子大阪みやげに。焼き加減を選べる「喜八洲(きやす)」のみたらし団子

旅行で大阪にいったときのこと。今回は東京から大阪に飛行機で行きました。
往復ともに伊丹空港を利用したのですが、空港土産には詳しくないので、グルメな知人たちから事前に情報収集しました。
学校の予習はしたことがないのに、こういう予習だけ欠かしません。おすすめしてもらったお店のひとつが「酒饅頭家元(さけまんじゅういえもと) 喜八洲(きやす)総本舗」。
ここの「みたらし団子」がおいしいらしいという情報をゲットしたのでさっそくいってきました。
名物の「みたらし団子」
大阪から東京に帰るときに購入したのですが、伊丹空港の北ターミナル、セキュリティチェック後のエリアにそのお店はありました。テイクアウト店舗で、いかにも上品な、老舗の和菓子やさん、という雰囲気。これは期待できそう。
そして迷うことなく「みたらし団子」を注文。
ここのみたらし団子は、おだんごがやきとりのように串に5個刺さっています。おだんごも球体ではなく、より多くのタレがからみ、団子に旨味が凝縮されるという俵型。
なにがすごいって、焼き加減が「すくなめ」「普通」「おおめ」の3種類から選べて、注文してから焼いてもらえること。ステーキでいうところの、レア、ミディアム、ウェルダンといったところでしょうか。
表面に焦げ目がついたら、自社特性のタレをくぐらせて提供されます。
タレは北海道厚岸産の上質昆布でダシをとり、香川県産たまり醤油と白ざら糖を使った独自のものだそう。

購入する直前に蓬莱の肉まんをふたつほど食べたあとだったし、1本でも買えるのですが…。これはたくさん買って帰らないと後悔すると思い、すぐ食べるために1本と、5本入りを購入しました。
店員さんに聞いたところ、すぐ食べないのであれば焼き具合は「おおめ」ではないほうがいいとアドバイスをもらい、すぐ食べる1本は「おおめ」、持ち帰りの5本入りは「普通」にしました。
みたらし団子(こげおおめ)
1本はもちろんすぐに食べました。ほんのりおこげの部分がサクッとしていて、もっちりした俵のかたちのおだんご。あますぎない上品なみたらし。食感と鼻に抜けるこうばしいかおり、あまじょっぱさがたまらない。もちろんおこげは両面についています。
あまりみたらしは得意ではないのですが、これで120円でいいの? というおいしさ。しかもここは空港。空港のなかで焼いて提供してもらえるってすごくないですか? 気づけば完食していました。

自宅で開封パーティ
自宅で、さっそく開封パーティです。
なぜパーティなのかって? どうしても食べたかった「花ぼた餅」も購入したからです。ぼたもち、大好物なんです。

みたらし団子(こげ普通)
焼き加減「普通」のみたらし団子は時間が経ったのもあって、しっとりした味わいに。
焼きたてもおいしいけれど、こちらもおいしい。このみたらしが上品な甘さで、これだけでも食べたくなるくらいヒットでした。

花ぼた餅
そして、「花ぼた餅」。
あんこは、 厳選した十勝産(とかちさん)小豆を、50年以上変わらぬ手法で職人が炊き上げたあんこだそう。
甘さ控えめ、すこし塩気のあるつぶあんです。そこにもっちりしたもちごめ。ガツンと甘いタイプではないからか、はじめて食べたのにホッとする味です。すぐ食べられるように木べらがついているのもうれしい。

どちらも賞味期限1日(いちにち)、地方発送不可の商品。大阪みやげの候補にいかがでしょう?
「喜八洲(きやす)」ホームぺージは以下URLから
http://www.kiyasu.jp/index.html
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