コーヒーに、出汁?上島珈琲の「鰹出汁薫るミルク珈琲」を飲んでみたコーヒーに、出汁?上島コーヒーの「鰹出汁薫るミルクコーヒー」を飲んでみた
ずっと気になっていたコーヒーがありました。
いろんなコーヒーを飲んできましたが、想像ができない味です。
全国でも12店舗という、限られた店舗、いや、選ばれし店舗でしか味わえないコーヒー。
それが上島珈琲店(うえしまコーヒーてん)の「鰹出汁薫るミルク珈琲(コーヒー)」。
2025年1月16日から期間限定で販売されています。
それにしてもどうして出汁とコーヒーを合わせようと考えたのでしょうか。
ソロでかつおだしコーヒーデビュー
実は当初、友人といっしょにお店に行こうと企てたのですが華麗にスルーされてしまいました。
声をかけた瞬間「おいしいの?」と疑われ「そもそもおいしくないものを商品化するはずがないからきっと大丈夫!」と力説してみましたが力およばずでした。わたしもまだまだです。
ということで、ソロ鰹出汁コーヒーデビューです。
未知との遭遇
お店で注文すると「ああ、カツオね」という感じでオーダーが通りました。
「すごい客が来たぞ」という視線を感じるのにはもう慣れっこです。むしろ光栄です。
ちなみにホットのワンサイズのみ、価格は680円でした。
和風の、上品でモダンなカップに注がれて提供されました。明らかにほかのコーヒーとは異なります。
しかもコーヒーのトッピングには大きなリアルかつおぶし。コーヒー屋さんでかつおぶしを食べる日がくるとは思っていませんでした。
かつおぶしだって、コーヒーに添えられる未来を想像していなかったはず。未知との遭遇とも言えるコラボレーションにワクワクします。
いっしょに提供されたチラシによると、出汁とミルクコーヒーのコンビネーションとのこと。
そのお味は…
さっそく飲んでみると、意外にも出汁の存在感は薄め。出汁と言われなければわからないけれど、いつものコーヒーとは明らかにちがうのはわかります。
だってかつおぶし、刺さってるし。
出汁のきゅっとした旨味は言われてみればたしかにあるけれど、主役はコーヒーで、あくまで脇役という感じ。
意外にも上品で、本当に意外ですがちゃんとコーヒーの味です。
試しに冷めるまで待ってみましたが、冷めてからのほうが出汁を感じられる気がします。
新食感とはこういうことを言うのかもしれないと、この歳になって気づくことができた一杯でした。
でももしかしたら「未知との遭遇」という言葉のほうがしっくりくるかもしれません。
毎日飲みたいかと聞かれると答えに困りますが、コーヒー好きとして、コーヒー人生が豊かになった気がします。
ありがとう上島珈琲(うえしまコーヒー)。みなさんもぜひ。
販売店などの情報は以下URLから
https://www.ueshima-coffee-ten.jp/menu/season/dashi/
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